ギブソン

またまた、シーランド公国ネタの中断。

個人的に非常に衝撃的な話が舞い込んできましたので。


ギブソンという楽器メーカーがあります。



ギブソン・ギター・コーポレーション (Gibson Guitar Corporation) 

アメリカ・テネシー州ナッシュビルに本拠を置く楽器メーカー。主にアコースティック・ギター、エレクトリック・ギターを製造している。 

アコースティック・ギター、エレクトリック・ギターの他にマンドリン、バンジョー、アンプ、弦、ストラップ、ピックなども製造しており、業界において世界で極めて著名な会社の一つである。 

子会社には、クレイマー (Kramer)とスタインバーガー、ヴァレー・アーツ及びベースギター専門のトバイアス (Tobias)、ピアノのボールドウィン、エフェクター及びMIDI機器製造のオーバーハイム、ドラム製造のスリンガーランド (Slingerland) がある。 

その他関係する会社として、ナッシュビルへ移転する前の従業員により設立されたヘリテイジ (en:Heritage Guitars) がある。

その他、メンフィスにおいても、カスタム・ギターの製造・販売を行っている。 

2013年、ティアックを子会社化、ローランドからCakewalk社を買収することが報じられた。


ティアックって今ギブソンの翼下なんや・・・・・知らんかった(汗


トバイアスは、ベーシストには非常に有名なブランドで、元々マイケル・トバイアスという高名なルシアーが作ったブランドだったりします。

廉価版には魅力を感じないのだけど、フラグシップは私世代には憧れの一つと言えるんじゃないでしょうか。


まあそんな事より、ギブソンと言えば


レスポール


このタイプのギターを作成・販売した事で非常に有名で、ギブソンの名を知らぬバンドマンはいないんじゃないか?っと言うぐらいのメーカーだったりします。

ギブソンといえばレスポール。

レスポールと言えばギブソン。

レスポールがトレードマークのギタリストも多くて、

・PATA(X JAPAN)

・ジェフ・ベック(いろいろ使っていて、時代と共に変遷。レスポールを愛用していた時期もある)

・スラッシュ(ガンズ & ローゼス)

・ジミー・ペイジ(レッド ツェッペリン)

・ザック・ワイルド

・ゲーリー・ムーア


などなど、高名な方が使ってます。

そして、個人的に、テレキャスター・ストラトキャスター・レスポールが3大普遍的ギターだと思っており、その一角を担っている大メーカーがギブソンだと思っていました。





そんなギブソンが





現在




経営危機


だそうです。




http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/19/gibson2018_a_23365835/





結局の所、ギター自体の売り上げが激減していて、売り上げが伸びないという所に一つの大きな要因があって、その対処法として、楽器販売メーカーから総合音楽商社に脱却する為にいろいろ手を打ってはいたけども、路線変更したら弊害が出ちゃったという所が実際の所なんじゃないか?っと感じます。

財務諸表とか見つけれなかったんで、細かい事はよくわかりませんが、手形債権の決済が出来ないって事は、商業活動上、非常にマズイ事が起こるってのは世の常識で(汗

結局、売り上げだけでは負債が返せない→財務・資産の移動をかける→会社規模の縮小・売却っという手段を取らざるをえないってとこでしょうか。


ポール・マッカートニーが言うように、今は電子音楽が増えて、そしてギターが特別なものではなくなった=ギターが売れなくなったと言うのは間違いないと思います。

また、ギターにせよ私のやっているベースにせよ、言ったらそれまでの伝統的な楽器というものは、最終的に頼る所が、それなりに時間をかけて習得した、一朝一夕で身につけられるモノではない己の技術や感覚です。

本来、金と時間がかかるし決してお手軽なものではないんですよね。



それでも、かつては娯楽も少ないし、多くの人が楽器に興味を持ち、また嗜みの一つとして楽器を購入し、弾けるように努力をしていたと思います。


言ったら、私の父親もトランペットを吹いていた時期があり、叔父もギターを持っていたし、叔母はピアノの先生でした。

祖父は聞いた事ないですが、祖母は三味線弾いていました。

母親はピアノを嗜んでいましたし、伯母はピアノの先生で、伯父も多少弾いていたらしい。



あれ?


改めて書いてみると、私の親族って、ほとんど音楽経験があるんだ・・・・(滝汗



それが、私の兄弟従兄弟になると、多少ピアノを習っていた者はいますが、子供の頃に習っただけで、経済力のある大人になっても趣味として楽器をやり続けているのは私だけだったりします。

面白さというものがわからないと、続けられないっというか、別に楽器の面白さがわからなくても、他に面白いモノはたくさんあるわけで、元々お手軽でもないからは皆離れていく・・・・・そんな感じなんでしょう。

多分コレは世界的な潮流ってやつで、IT技術の普及・発展で、娯楽の形が大きく変わったと言えると思います。

世代や時代が変わるだけでここまで変わるのだから、そりゃ楽器売れんわっと。





(ただし、楽器が売れないのと音楽の隆盛というのはまた別の話。

今は誰でも自分の作品を世界に向かって発信できる。楽器弾けなきゃ歌えばいいんだし。)



しかし、栄枯盛衰ですね。


ギブソンが経営危機だなんて、ぶっちゃけ昨年の東芝の不正経理発覚よりもビックリしました。




っていうか、別に私はギブソン製品を何にも使ってませんが

買収前のティアックの製品は多少持ってましたけど。







これまでの歴史とこれからのバンドマン達の為に、生き残って欲しいと思います。











ギブソンの役目はまだ終わっていないと思うので。

2 件のコメント:

  1. ショックですね‼️ (。>д<)
    自分が初めて手にしたギターがグレコのレスポールたったのですが、レスポールといえばギブソンですもんね🎵🎸

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    1. 聞けば、フェンダーもかつてほど売れてないって話で、楽器会社受難の時代なんでしょうね(T_T)

      でもギブソンがこの状態とは・・・・

      生き残って欲しいものですよ。レスポールの為にも。

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