ちなみに、ここ数年の私の趣味の年間スケジュールは
1月〜3月・・・・スキー
4月〜6月・・・・ゴルフ
7月・・・・地元の子供に太鼓教える(趣味っていうかボランティア)
8月・・・・息子とアウトドアする(夏休みだし)
9月〜11月・・・・ゴルフ
12月・・・・スキー準備
(楽器・音楽は通年)
と言う、こうやって考えると際立ってスポーツしてるわけではないけども、なんかスタジオか山にいるって言う感じですね(実際海より山派・ゴルフは山岳コースばかっり)
で、
今シーズンのスキーは、子供と一緒に滑るためにミドルサイズの板&ブーツを購入した・・・・・のは以前アップしたような・・・・ミドルサイズの板(私の持っている125センチの短い板)は、子供に教えながら・遊びながらのんびり滑るのには適しているのですが、各シチュエーションの対応力がなく、高速滑降するとコントロールが出来ずにクラッシュ確実と言う、大人の私が使うには物足りないと言う感じです。
また、このような板である程度レベルの高い方と一緒に滑るなんて言うのは私には無理。
・・・・
今年の12月時点での息子のスキーレベルだったら、一緒に滑る分にはこれで十分だったんです。
価格もこなれていましたし、作りも悪くないし。
ボーゲンで一生懸命初級コース滑っている息子に
「エッジの切り替えはこーだよー」
「そこは板を八の字にするよりまっすぐにしたほうがスピード出るぞー」
「ここは傾斜が緩いから、さっき教えたことやってみろよー」
なんて言いながら、親子二人で楽しく滑っていたんです。
そう・・・・・
2月までは。
3月に入って、以前「エッジの切り替え方」&「外側荷重の感覚」をわかりやすく覚えてもらうため
(10年以上前の板だとよく使った技・現在のカービングスキーではそんなことしなくても楽にターン出来るから、実際にやる時はあんまりない)
ターン内側の足を上げて外側に揃える・・・って口で説明すると難しいんですが、とにかくこの技がだいぶ出来るようになったので、
「足を閉じろ」
「左右の足の開きは拳1つぐらいで固定してみろ」
「ボーゲンになってもいいけど、あまり開かないように滑ってみろ」
「大丈夫だ
足上げなくても勝手に回る!!」
なんて言って緩斜面滑らせてみたら
普通にパラレルターンしやがりまして。
成功回数は少ないし、まだまだ格好も悪いし、本人もそのターンの感覚がわかってないのですが、とにかく上達しています。そして、元々多少早いスピードで滑る傾向にあったのが、さらに早く滑れるようになってもきている・・・・・
ってなわけで、私の短い板では、おそらく来年の今頃、息子についていくのにすごく労力を使うようになるのではないかと思い、
今から通常サイズの板の品定めしてます。
実は一本カービングスキー持ってるんですが、10年前に買った初期型で、特に手入れしていたわけではないし保管状態も悪かったのでエッジやビンディングのメタル部分が錆びまくり・テクノロジーの進化もあってもう買ったほうが良いと言う状況なんですねコレ(汗
しかしながら、今のスキー板というのは昔と違って
・レーシング(アルペンなどの競技用)
・デモ(レーシングに近いけど、技術検定とか向け)
・オールラウンド(様々なシチュエーションに対応できるように作られた板。最も中途半端な性能だけど、レジャースキーに適している)
・オールマウンテン(圧雪されていないバーンを滑るのに適している。早いこと言えば、ゲレンデではない山の中滑るような板)
・フリースタイル(飛んだり跳ねたりするための板。)
・その他、モーグルとかジャンプとか用の特殊なヤツ
なんて5つ以上のカテゴリーに別れて、そこからさらにトーションとかフレックスの違いやら、ラディウス(簡単に言うと、ターン大回り向けか小回り向けかの数字。)がどうのだとかキャンバーだとかロッカーだとか内部構造の違いとか、女性用とか子供用が出てきて、1シーズンに一体どれだけの板が発売されるのやらって感じ。
また、メーカーによっては「オールラウンドだけど、実はオールマウンテンに近い」とか「デモだけど、結構オールラウンドな使い方が出来る」とか、もうカテゴリーの垣根もよくわからない状態だったりします。
昔は、トーションとフレックスの違いと、後は長さぐらいしかなかったんですが・・・・(滝汗
っという訳で、実際は乗ってみないとわからないのですが、一応各メーカーの数字から、自分に合った板を探してみます。
まず、どのカテゴリーから行くか・・・・・ですが、私レジャースキーヤーで競技するつもりが全くありません。
今更検定受けて技術を磨いて職を得るなんてことも考えていません。
っという訳で、レーシングすべてと、デモの上位機種は外れます。
モーグルやジャンプなんて言うことはやりませんので、その他カテゴリーも外れます。
オールマウンテンは、そこまで山の中入らないので、あまりに太い(基本的にオールマウンテンは新雪の踏破力を高める=浮力を稼ぐために太め)ものは除外します。
フリースタイルは今の私がやったら大怪我しそうなんでやめます。
そうすると、選ぶのは
・デモでも各シチュエーション対応力の高いタイプ
・オールラウンド
・細身のオールマウンテン
となります。
しかしながら、デモで各シチュエーション対応力が高いって言っても、そんなこと一般レジャースキーヤーがわかるわけがねえってことで、デモもやっぱりやめます。
すると、オールラウンドか細身のオールマウンテンとなります。これで結構絞れましたね。
次はラディウスです。
私は大回りも小回りもして、どちらが得意と言うわけでもないし、どちらが好みかってこともない。
なので平均的なものを選ぶ必要があります。
ラディウス(以下R)=13以下とかあると小回り、R=19以上だと大回りに適している(数字上の話)そうなので、私は14〜18ぐらいのものが良いんでしょうね。
次は板のたわみ方なんですが、(これに関しては説明が難しいので割愛)トップロッカー・もしくはツインロッカーと言うものを選びます。子供の春休みの都合上、どうしても雪質の悪くなる3月下旬に行くということもあるし、最近1月の上旬も雪が少なかったりするので、色々対応できるようにしておくって所があります。
っという訳で、
・オールラウンドか細身のオールマウンテン
・R=14〜18
・トップ・もしくはツインロッカー
で、後はブランドと予算という所です。
好きなブランド・メーカーとしては、ロシニョールかELANですが、自分に合ってれば特にこだわってません。
(ロシニョールが好きなのが、子供の頃からの憧れみたいなもの・ELANは創業以来ずーっと自前で経営していると言う男気を感じるので・・・・別に板の特性で好きなわけではない)
ただ、私は個人的にどうしても「サロモンはミーハー」と言うイメージが拭えないので、サロモンは除外します。
そうなるとだいぶ絞れますね。
見てみると、アトミックのバンテージシリーズとか、K2のチャージャーシリーズ、ロシニョールのエクスペリエンスシリーズとかから、価格で選ぶと言う形になりそうです。
あーめんどくせー。
昔みたいに、デザインと長さと価格(高いのは上級者向けだから自ずと除外されていた)だけで選ぶと楽なんですけどね。
今は、自分のスタイルや滑り方から、カテゴリー選択して数字を確認して、構造の特徴を把握して、そこから各メーカーのシリーズ探して、さらそこから色々比較するって言うかなり面倒な手続きが(汗
スキー人口も減っているそうで、メーカーとしては「どうやって売り続けるかって言う戦略を考えなきゃいかん」というところから生まれたカテゴリー別の売り方・1人で何本も板を持つ(そうすりゃ人口減っても売れる量は変わらんもんね)と言うスタイルだそうです。
おかげ冬山大好きな一般スキーヤーは混乱するやら迷うやら購買意欲だけ無駄に掻き立てられるやら。
そんなわけで、来シーズンは多分新しい板購入して、今のミドルスキーは、次男がやり始める頃にまた登場するか、あんまり滑ったことのない妻が使うかっということになるんでしょうね。
まあどっちにしても、私にとっては物足りないものではあるけども、無駄な買い物でもなかったと無理矢理思い込ませて、整備して次の出番までしまっておこうと思います。
今シーズンのスキー場でお世話になった方々と、道具達へ・・・・・・どうもありがとうございました。
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