本年も元気な深津です。
皆様もこの年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私も本日からすべてが通常通りとなります。
さてさて、本年一発目のコラムは、毎年恒例のスキーの話です。朴の木平というスキー場(http://www.hounoki-daira.or.jp/)に自家用車で行ってきました。
そして、昨年までは白馬や上越の旅行記みたいなものでしたが、今回はスキーギアの話。
実は私、
LINE6 relay シリーズ買うのやめて、スキー板とスキーブーツ買っちゃいました。
LINE6 relayシリーズ→http://line6.jp/products/relay/g30-g50-g55-g90.html
12月の大人バンドフェスの待ち時間の間に、Tamura氏と一緒に楽器屋行って、二人で現物見て「来年はステージ上で暴れるぞ!」と誓い合ったと言うのに、それをあっさり反故にしてスキー板とスキーブーツ買いました。
だってそっちの方が欲しかったもん(オイ
買ったのはミッドスキーと言われる125センチの板なので、世の中にあまりない、ミッドスキーについての使用レビュー・報告となります。
ちなみに、私のスキーレベルは
・カービング登場前に俗に言うパラレル等習得
・カービングスキーに変わってからはそんなに行っていない
・ここ数年は年に4日ほど滑っている
・カービングスキーの特性を十分に生かしていないと言われるかもしれないが、ズラして滑る事が多いと思われる(中々美しい弧が描けないタイプ・つまり昔の板で習得した技術の延長で滑っている)
・中級程度のバーンぐらいまでしか行かない(もうこの年になると・・・・ねえ・・・・・)
と言う具合ですので、高レベルの話ではなく、一般的な中年のレジャースキーヤーが使ってみて感じた感想となりますねハイ。
・・・・・・・・・・・
本当は板だけ買う予定だったのですが、私が以前から持っていたスキーブーツは10年程度前のもので、手入れもあまりしていないから(昨年まではレンタルで滑っていた)劣化によりいつ壊れるかわからない代物となっていたからこちらもついでに購入。
前から好きなメーカー・ロシニョールのオールマウンテンモデルです。
http://www.rossignol.com/JP/JP/alias-80--2016--RBF8050--product--alpine-men-bindings.html
各通販サイトでは25000円前後が相場のようですが、私は近所のヒマラヤで20000円弱で購入しました。
店員さんに
「レジャースキー・競技志向ゼロ・家族や仲間と楽しく滑るのが目的・高速を追い求めてはいない・ブーツは部品の劣化とか考えると、最新のモデルが欲しい」
と伝えた所、数個勧めてくれたのですが、その中で最もしっくりきたものを選んだらコレになったと言う感じです。
デザインとしては地味ですが、どんなデザインのウェア・スキー板にも合うと考えると私好みのデザインとも言えます。
実際の使用感としては、今の私には十分なものだと感じました。
前後・左右どちらの荷重にもバランス良く耐えてくれると感じます。
(オールマウンテンモデルの特徴なのかどうかはわかりませんが)反応がリニアで、変に荷重が後ろにいってしまったりしないなあ・・・・っというイメージを持ちました。10年前に買ったやつを初めて使った時はそんなこと感じませんでしたが、コイツは良い感じです。
(レンタル品も、ふとした拍子に荷重が後ろに行き過ぎ、不安定になる時があったけど、これを履いたらそれがなくなった。
ちなみに、カービング前の各種ギアは、後ろ荷重になると暴走して、コケるか何かにぶつかるかしないと止まれない印象がありました。)
多分私には合っていると言うことなんでしょうね。ヘタってくるまで、しばらくこのブーツで冬山行きます。
さてここからが本題。
今回、私が購入した板は、
ATOMIC BLUESTAR BEND-X ETL
125センチの板なので、ミッドスキーにカテゴライズされるかなり短い板です。
2015シーズンの型ですので、格安で購入。
これにした理由としては、
・カーキャリーがなくてもコンパクトカーに積める
・2人の息子の面倒見ながら一緒に滑るのに取り回しやすそう
・型落ちで値段が安い
・一応、カービングスキーの特徴をしっかりと活かした滑りも習得したい(短いものの方がその感覚を掴みやすいらしい)
と言う事からですね。
ちなみに、短いと言ってもツインチップではないのでエクストリームをやるのは危険です。
さて、そんでもって実際使ってみた感想ですが・・・・・・・
まず、高速は怖いです。
高速でターンすると板がバタついて不安定になり、コントロールが効かない。
フレックスの弱いブーツとの組み合わせだと、簡単にクラッシュするんじゃないですかね(滝汗)
雪との接地面が少ないっていうのと、単純に軽い(まあ短いからね)っていう事もあってか、スピードが出ると止めれない感じがする&バーンに跳ね飛ばされる感じがする=スピードコントロールに限界があると思われます。
今回最初に、息子が誤って中級コースに侵入してしまい(やっとプルークボーゲンから、足の入れ替えとか、エッジの効かせ方をなんとなく感じ始めた初級レベル)それに追いつくために高速出したら
私が初心者になったかと思いました。
だってさあ・・・・・コントロールが効かないんだもん(滝汗
そんな訳で、感覚を掴んでなかったと言う理由はあるかもしれませんが、この短い板で、私は高速出せません。
新しいブーツじゃなかったら大クラッシュしていたと思います。
次は、各バーンに対する対応力ですが、はっきり言って圧雪されたキレイなバーンしか対応できません。
今回は新雪もあったしアイスバーンもありましたが、新雪に突っ込んだら浮力が少ないせいか雪に埋まって止まる・アイスバーンに突っ込めばコントロールを失うと言う具合でひたすら苦労すると言う感じです。
数度クラッシュしましたが、そのすべてが、息子を気にかけながら滑っていたら、うっかり地面の状態を見落として、アイスバーンになった箇所でターンしてしまい、そのままコントロールを失った感じですね。
しかも雪少ねえからコケたら痛いのなんの・・・・(滝汗)
そんなわけで、この2点から、ただ滑るだけでは何の面白みもない、不安定で怖い板となります。
スピードは出せないわ対応力がないわで本当に物足りない。
結論:普通に滑るだけなら通常の長さの板にしておきなさい。
っというわけで、欠点だらけのようにみえるこの板ですが、短いなら短いなりの楽しみ方って言うのはあってですね・・・・・・
まあとにかくよく回るんですわ。
ターンの仕方も普段ではしないような、無理やりテールをブン回して雪を巻き上げて遊ぶとか、止まる時に360°回るのに挑戦するとか色々出来ます。
あと、コブへの対応は楽ですね。何せよく回るから簡単にクイックでターン出来るってことで、なんかモーグルも簡単なんじゃないか?って思ってしまうぐらいです。(多分簡単じゃないと思うけど)
また、低速や緩斜面では短いだけあって取り回しが楽。
初級者の子供についていくのはすごく楽ですね。
とにかくよく回る→減速しやすいと言う利点を生かすと、コーチングしながら滑るのが楽でした。
今までだと私がスピードを出しすぎ、息子がクラッシュした時は遥か下方にいたりしてなんか無駄に体力使っていたような気がしたものですが、これを使用したらそんなこともない。
小さなスキー場で、子供と一緒に気軽にスキーするならまさにうってつけの板となります。
次回はジャンプとかもしてみようかな・・・・・っと思いますが、怪我するのは嫌なので、ほどほどにしようかと思います。
そんなわけで、世の中にないあんまりないミッドスキーの、一般的な中年レジャースキーヤーから見た使用感についての報告でした。メーカーや型によって少しずつ違いはあるかと思いますが、概ねこんなもんだと思っていただければ。
どれだけ需要があるかはわかりませんが、参考にしてみてください。
・・・・・・・・・
買って後悔も反省もしてませんが、
やっぱり普通の長さの板も欲しくなるのは間違いないです。
来年普通のも買おうかしら(オイ
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