前回の続き

前回の続き。

http://thriveonpraise.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html
(↑前回)



とにかく、キーボードの耳コピの要諦っていうのは、コードの把握が必要で、そのコードを判別するのに、ベースのルートを聞く・ベースのルートを知るためには、小節の一番最初に弾かれるベース音か、コードチェンジした時のベース音を拾うってことはわかっていただけたかと思います。


そんでもって、そのルートに 3rd/5th/必要に応じて7thやテンション を積み上げて響きを確認する って言うことが一番早いのでは?っと言う鍵盤楽器も弦楽器も両方経験している私からの意見だったりします。


後はジャンルやアーティストの癖っていうのがあって、ブルース系は7thコードを多用するので、トライアドで考えるより7thありきで考えたり、ジミ・ヘンドリクスに影響を受けているアーティストなんかはX7♯9なんてコードを普通に使うので、それを確認してみるとか。

本格的にJAZZをやったことがないのでわかりませんが、JAZZは基本的にテンションが絡むと考えると、トライアドコードからテンションを積む事を常識としてコードを判別するっていうことを考えるべきなんでしょうね。


チャーチモードの観念や成り立ちがわかると、ベースであったとしても各スケールの構成音のパーフェクトビロウから、コードの構成音やテンションを確認するってことも出来るんですが、鍵盤楽器はそんなこと考えなくても、そのままスケールに当て嵌めてしまえば良いって事もあります。




コード進行の常識として、V7→Ⅰにおけるドミナントモーション知ってるだけでもだいぶ違うと思いますねえ。

基本的に、7thコードはトライアドコードの上に、増4度を積むという不安定な響きを特徴としていて、コード進行の理論の中で、「不安定なコードの次は安定したコードに行きたがる」という法則を利用したお約束みたいなものがあります。

それを知っていると7thコードの判別も楽になるんじゃないかな?っと思います。



コードがわかれば後は適当というか、結局そこにいつものスケール乗せながら音を確認すればええんちゃう?っという感じ。



そんでもって、なんとwikipediaにテンションコードの事が詳しく書いてありました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD)


意外とわかりやすく書いてありますので、ご参考下さい。




JAZZになると代理コードやらリハーモナイズやら、また高度な技も出てきますが、そうでなければそこを考える必要も少ないんじゃないかと・・・・まあ、あくまで耳コピですし。(代理コードやリハモはアレンジの話かと)






さてさてそんな、自分でスーパーキーボーディストとか言っちゃうInaba氏おすすめのツールがあります。



スマホのアプリなんですが


Androidの場合、Audipoと言うアプリがテンポを自由に変えられると言うことでオススメだそうです。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.sakura.ccice.audipo&hl=ja

(ちなみに、iOS版もあるようです

https://itunes.apple.com/jp/app/audipo-bei-su-zai-sheng-erkopi/id607971056?mt=8&ign-mpt=uo%3D4


また、私は一時期、mimiCopyってソフトを使っていました。(Inaba氏も興味津々)

https://itunes.apple.com/jp/app/mimicopy-erkopi-zhuan-yongpureya/id405894824?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

昔無料だったような気がするんですが、どうなんでしょう・・・・・

慣れると使い勝手が良いという記憶があります。


あと、Windows用ではありますが、気になる所としてはWavetoneという無料アプリがありました。

鍵盤楽器をやるのなら大変わかりやすいと思う表示(逆に、鍵盤楽器やらないとすごくわかりにくいようなw)で、うまく使うとものすごく耳コピが捗るような気がします。

こんなの↑


・・・・・・


ちなみに、当コラム過去記事漁ったら


http://thriveonpraise.blogspot.jp/2014/06/15.html


こんな記事もありましたね。コラム始めた最初期の頃のものなんで、こんなこと書いてた事も忘れてましたが(汗





ちなみに、私(ベース)の場合は、AdobeのCCの中に「Audition」というプロ用波形編集ソフトが入っていて、またコレが凄いんだって(汗)っという感じで耳コピのさいには使っていこうと思ってますが、

最近、ルート見つけたらオリジナルと似たようなフレーズを、知ってるスケールから何個かテキトーに作るという



耳コピ自体する気がないと言われても仕方のない手法を使う事があります。





だってベースって聞こえにくいもん。






わからなかったら仕方ねーじゃん(自己正当化







っというわけで、ロッコ深津の相談部屋終わり!








次回は





「恒例・中の人から見たライブレポ・ラジオイベント・大人バンドフェス in CBCホール」



の予定です。

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