最高速

忙しいと言いながら、最近少し時間の出来ることも増えた深津です。


昨日は、夕方から時間が少し空いたので、いつものように楽器弾いてみました。

そして、ちょっと試してみました。


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我々の持ち曲の中で、「Only So Much Oil In The Ground」という曲があるのですが




こんな曲↑

一応テンポ118程度のスピードの曲で、我々の中ではテンポだけなら最高速の曲となります。

っと簡単に言いますが、早いだけあってベース弾くのが最もきつい曲となります。単音を連打するだけでなく、運指的にも細かい・技量の必要な曲とも言えますし。

速いということは、テキトーに弾いて間違えてもバレにくい半面、ちゃんと弾こうとするとついていけなくなるという事も起きやすいってことなんですが、
このテンポ118で、16ビートで行くのでまともにベース弾くと大変なことになります。


テンポ150を超えるような曲は一般的に速い曲と言うイメージなんですが、そこまで速いと基本的には8ビートの曲となるので、ベースの場合1拍の中に入れ込む音の数は2音がデフォルトです。

その基準で考えると、テンポ118の16ビートというのは、8ビート換算した場合、音価だけで考えると、テンポ236と同等となります。


ちなみに、速い曲が多いと思われるメタル系やハードロック系の8ビートの曲でも

Eagle Fly Free(ハロウィン)・・・・155程度

Addicted to the Rush(Mr.BIG)・・・・・202程度

Burn(Deep Purple)・・・・183程度

16ビートだと

Rising Force(Yngwei Malmsteen)・・・・・121程度(8ビート換算:242程度)


となります。




こうやって考えると速い曲だなーっと思うのですが、






この私、



何を血迷ったかのか






この曲を最高速で弾くとなると、どの程度のテンポまで対応できるのか?


と思い、実際試してみました。




ちなみに、私アドリブの多いベーシストなんで、こんな曲でもその場の思いつきで違ったフレーズ弾いたりするんですが、今回もそのノリでいきます。


で、実際テンポ118だと少し遅く感じます。

Miura氏が通常少し早めに叩いているってことでしょうね。早い方がライブ受けは良いからこれはこれで良いと思います。


ここからメトロノームとにらめっこして少しずつテンポを上げていきます。


そうした所、



テンポ120:あんまり変わらない。

テンポ122:いつものテンポのように感じる

テンポ125:気にならない

テンポ130:きつくなる

テンポ133:アドリブ的思考が怪しくなり、ミスが増える

テンポ135:アドリブが出来なくなる(思考的限界)

テンポ138:手癖のみで弾くようになる

テンポ140:手癖だけで頑張ってもテンポに合わなくなる(肉体的限界)

テンポ143:崩壊


となりました。



なんで、個人的には16ビートだとテンポ130程度が限界・8ビートだとテンポ260程度が限界と判明しました。



ふーん。


なんだ早い曲でも弾けるやん私っと自信を深めた半面・こんな事やって誰が得するんだ?っと冷静になってみたら無駄な時間を過ごしたとちょっとブルー。



っというわけで、Miuraさーん!




この曲、テンポ130までなら上げてもええよー。



(他のパートの事は知らん(オイ)

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