最近毎日練習行ってます。まあ運動不足解消のためなんですけどね。朝は安いんですよねえ。
そんなわけで、結構需要のあるらしい楽器の話題。
2日連続の音楽の話題です。あら珍しい。
ご本家様のベーシスト・ロッコ プレスティアですが、その特徴的なプレイスタイルから、ジャンルを超えて大きな支持を得ています。
フランシス ロッコ プレスティア ご尊顔
まあ私のようなメタル上がりのフュージョン系ベーシストですらその奏法を解析しているぐらいですから、ベースを志す者の多くが知っている方と言っても過言ではありません。
そんでもって、先日のコラムで言及したんですが、腕利きと言われるベーシストや、個人的にお相手させていただいた今沢カゲロウさんに教えてもらったり個人ブログに書いてある事を総合して実際自分で試した結果を考えると、
ロッコのあの音を出すには、当然ミュート奏法も必要ですが、まず音作りというものを重視しないといけないと言う結論に至りました。次に、ミュートも左手側だけではなく、弦を弾く右手側にも留意する必要があると・・・・・
段階的には、
1・ロッコの音を出すための音作り
2・右手でしっかりミュートするための打弦方法を身につける
3・左手のミュート・運指を身につける
と言う感じですね。
今回のコラムは、巷に氾濫するw左手のミュートや運指のやり方は皆さんにググってもらうとして、音作りと右手の使い方に言及します。
とりあえず、私は現在2段階目にいる感じ。
もともと私は左手より右手で微調整するケースが多いプレイヤーなので、3以外は苦になりません。
そんでもって、ある程度経験を積んでいるプレイヤーなら、おそらく右手の使い方というのは簡単にわかると思います。
イメージとしては、人差し指と中指を伸ばして弦に当てるのではなく、野球のボールを投げるような感じで2本の指を曲げ、弦に引っ掛けるようにして打弦するって感じですね。
これを身につけるとロッコの曲のみならず、色々なジャンルでスタッカート・テヌートも右手側だけで調整しやすくなるので、プレイの幅が広がります。
元々ロッコはスタッカート気味に弾いてますしね。
で、問題は音作りです。
昨日のコラムにて、「高音域をいびつなぐらい上げる」と言うことを言いましたが、逆に言うと、常にミュートがかかったような奏法となりますので、上げないと通常ベース音の輪郭を作る高音域が死にます=サウンド中に埋もれるという形になります。
よく、「中音域重視」と言われますが、ロッコ奏法は中音域重視ではなく、高音域重視です。
ただ、第3段階の左手ミュートができない(私も長時間は出来ません。繊細すぎて続けられません。)場合はほどほどにしないと耳に痛い音になるのでそこはプレイヤー毎の調整となるんでしょうね。
高音域を下げるか、中音域も上げるか、それはプレイヤーの感覚やバンドメンバーの意見次第となるんでしょうか、何しろ見たことのないイコライザー設定になります。
楽器としてはパッシブ状態の方が向いていると感じますね。
アクティブだと調整はしやすい代わりに、Hi-Fiな音になるので、古き良きロッコを目指すのならお勧めできないと、この間パッシブで弾いてみて思いました。
ちなみに、
私はHi-Fiな音の方が好きなので全く気にしてませんけどね。
またパッシブでもコンプレッサかました場合は、ちょっと音が潰れすぎる感もありますので要調整。私はナチュラル系のアギュラーTLC使ってるんで良いですが、音質が変化するマルコン系の場合はキツイかな・・・・って感じ。
また、ファットフィンガーつければコンプレッサいらんかも・・・・・っとも思います。ちなみに、私はコンプレッサoff・ファットフィンガー無しで弾いても音的には違和感がなかったです。
(常にアクティブ・前回スタジオで仕方なくパッシブで弾いた私にとって、プレイ的には違和感ありまくりでしたが)
ファットフィンガー:ヘッドとボディのバランスを変える物理的な重り。
私のベースは装着すると音が締まった感じに変わる。
そもそもプレイヤーはロッコではなく、あくまで個性を持つベーシストの一人。
要は自分の持てる力でロッコに近づける・機材・音作りの知識も力のうち&演奏環境でやり方なんて変わるって事ですハイ。
音作り→高音域強調・コンプレッサをかける場合は音の潰れに注意
右手→指を丸めて引っ掛けるように弾く
っと言う二言で終わってしまうんですけどね。
人によって言い方が異なるとも思いますが、もしもロッコの音を目指したいという方がいらっしゃれば参考にしてみてください。
・・・・・・・・・・・
どうよ。
真面目な話もできるんだぜぃ!!(オイ
0 件のコメント:
コメントを投稿