台風が来てますね。
お天道様だけはどうにもならないので、事務所でじっとしてます。
そんな訳で台風の話。
気象庁のHPには「台風の上陸数」というページがあって、1951年から月別で何個上陸したか?というデータが載っています。
参考↓
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/landing/landing.html
こうやって見ると、7月も結構上陸してますね。
1993年に3個上陸してます。
1993年の気象状態は?と言うと、記録的冷夏で食料危機と言われた年です。
この冷夏は実は理由があって、フィリピンのピナツボ火山の大噴火の影響と言われています。空気中の火山灰が太陽光を遮って日照不足を引き起こす感じですね。
で、冷夏と台風の因果関係ですが・・・・・・・・
さっぱりわかりません。
これこそ気象予報士の領分なんでしょうが、冷夏だからといって台風が早く来るっていう感じでもなく、猛暑と言っても必ず台風が来るわけでもない。
スパコンの領域ですわコレ。
イメージとしては9月の上陸が多いようにみえるんですが、実際は8月の方が多いんですね・・・・・これも新発見です。
記録上、4月に上陸している年(1956年)もあるんですねえ・・・・・
そんで色々見てたら、
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=51&block_no=47636&year=1956&month=&day=&view=
1872年からの気象関連のデータベース発見。
こんな昔からのデータもある。
日本って記録魔ですわ。
(実際は1890年ぐらいからデータが揃ってきます)
1945年以前、天気予報は軍事機密なんで(実話)一般の方が知り得たかどうかはわかりませんが、機密としてかなり大事にデータを保管していたということなんでしょう。
・・・・・・・・
今回の台風は西日本に大きな被害をもたらすようですが、被災された方々が1日でも早く通常の生活に戻る事をお祈りします。
あとさ・・・・・・
12号も来てるんだよね(汗
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