ベースの違い

一人でベースの練習する時は、夜家族が寝静まった後に暗い中生音でやっている深津です。

いやーライブハウスは暗いから日頃から暗い所に慣れておく必要があるっていうのと、演奏中の機材トラブルでアンプから音出なくなった場合、楽器の振動で音を把握する感覚を養うためという理由からです。

決して、家族に文句言われるからではありません。

っていうか、そういうことにしておいて下さい。




今回はベースの話。

対象はベーシストじゃない人向け(ベーシストなら基本的に知っている話)



縁の下の力持ち・目立たないけど(お前は違うと言う人・・・・・・・黙りなさい。)確かに重要なポジションであるベースですが、エレキベースの場合、大きく2つの形に別けられ、中の回路でまた2つに別けられます。




形としては、プレシジョン・ベース(プレベ・PB)とジャズ・ベース(ジャズベ・JB)に分かれます。



プレシジョン・ベース




ジャズ・ベース

形が違うのは当然なんですが・・・・・・

特徴としては・・・・・

プレベは重量があり、ツマミの類がシンプル。低音がしっかり出るため、ロック系の音楽に向いていると言われています。
重量があるから女性が取り回すにはキツイと言われていますが、そこは良いストラップ買って対応すれば良いだけって話もあります。

ちなみに、私は形が気に入らないのと、音楽方向性として全く魅力を感じないため最初から見向きもしない感じですが、根強い支持があります。


ジャズベは重量バランスが良く、ツマミの類が3つはついているので、音作りに汎用性が高く様々な音楽に対応できるという特徴があると言われています。
ちなみに、私は基本的にジャズベしか使わない。


そこに、パッシブとアクティブの内部回路の違いがあります。


パッシブとは弦の振動を音に変換するピックアップだけで音を出すタイプのベースです。

パワーは無いですが、楽器本来の音を出す事に向いているため、生音に近い音が求められるジャンルに向いています。

アクティブとは、ピックアップ以外に、内蔵プリアンプも使って音をだすタイプのベースです。

パワーもあり、ベース本体にパライコがつくため、ベース本体についているツマミが多くなります。
様々なタイプの音楽に対応できますが、どうしても「作られた音」になるきらいがあるため、好みがわかれる所です。

今はもともとアクティブで、プリアンプ切ってパッシブに切り替えが出来るベースも多いです。


ちなみに私はジャズベタイプのアクティブ(現在はパッシブ切り替え可能)・5弦がデフォルトですが、これが人によって全然違うわけですねハイ。






個人的に、重量バランスが良いジャズベはステージで取り回しがしやすいし、アクティブはエフェクターとの相性が良い場合が多く、どのスタジオでどのアンプ使っても音作りしやすいという特徴から好んでアクティブジャズベを使います。

そして、セッティングとしては弦高を低くして、テンションは緩めと言う、ネックがイカれたら音が出なくなる状態を好んでいるので、テンションがきつい程度ならまだ良いですが、弦高が高いベースははっきり言って弾けません。


あべちゃんのベースは弦高が高いですね。パッシブだし、あのベースはよう弾かん(笑

そういうところでベーシストには目立たたない個性がいっぱいあるんですよねえ。







皆さんも、ベーシストに色々楽器の事を聞いてみてください。





普段見向きされない話題なんで、嬉々として語り始めますw

0 件のコメント:

コメントを投稿