いつぶりだろう・・・・・(汗
(御本家様と呼んでいるTOWER OF POWERの公式HP→http://www.towerofpower.com/)
御本家様は、1968年から活動を開始した訳ですが、もうすぐ50年ですね。
私が生まれたのが1977年ですので、この長さがよくわかります。
ちなみに、1968年頃に活躍してたミュージシャンは
・ジミ・ヘンドリクス
・エリック・クラプトン
・ジェフ・ベック
・ビートルズ
・ビージーズ
・ミック・ジャガー
・ドアーズ
・フランク・ザッパ
・ボブ・ディラン
・ジェイムズ・ブラウン
等々、その他色々ありますが、「伝説」と言われるミュージシャンが頭角を現し、1970年代爆発期の下準備が出来上がった頃です。
クロスオーバーと言われたFUSION系のジャコ・パストリアスやブレッカー・ブラザーズは70年代・アイアン・メイデン等のHR/HMも70年代からですから、現在知られているジャンルが確立する前の時代と言っていい。
ちなみに翌年の1969年にプログレのキング・クリムゾンやイエス、HR/HMのジューダス・プリーストが結成されています。
そんな時からあるバンドなんですねえ・・・・・考えてみると息長いな・・・・・(汗
御本家様達はジャンル的に俗に言うFUNKに区分されるようですが、FUNKの大きな特徴は、バックビートを意識した16ビートのリズム+フレーズの反復を多様+うねるようなベースライン・鋭いリズムギター・強いリズムのホーン・セクションって感じ。
当時それは黒人音楽として認知され、サン・フランシスコ等のアメリカ西海岸でさかんに演奏されていたようです。
ジェイムズ・ブラウンがその基礎を作ったと言われていますねえ。
そこから出てきたのが御本家TOWER OF POWER。
黒人音楽だったFUNKを白人がやるという斬新さと、デヴィッド・ガリバルディとロッコ・プレスティアの独特なリズム・セクション+分厚く強力なブラスセクションで「リズム&ブラス」「オークランド・ファンク」と言う2つ名で呼ばれることとなります。
メンバーチェンジを繰り返しながら、大きなヒットソングはないものの、それなり順調に来ていた彼らですが次第にメジャーシーンから遠ざかり、1979年から1987年まで、アルバムのリリースがなくなりました・・・・・まあつまりレコード会社からもそっぽ向かれたわけですね。
そんな不遇の時代を過ごしていましたが、一発逆転の晴れ舞台が・・・・・・
当時大人気となっていたヒューイ・ルイス&ザ・ニュースがホーン・セクションとして御本家様を起用した所から再評価され、1987年に実に8年ぶりのアルバムをリリース。以後、「伝説のバンド」の一つとして、今でもコアなファンに囲まれ精力的にライブを行っております。
寄る年波には勝てず、ベースのロッコが死に瀕する大病を患ったり、ボーカルチェンジは頻繁(やっぱり声は年によって変質しますし。)ドラムのガリバルディはいたりいなかったりで、いつまでそのパフォーマンスが聞けるかわかりませんけどねえ(滝汗
そんな御本家様の楽曲、たくさんあるので多分このバンドでは「TOWER OF POWER」しかやりません。
実は私がこのバンドでは必要のないスラップ奏法が得意でタッピングも可能だったり、ドラムのMiura氏がメタル好きだったり(ちなみにリズム隊は元々メタラー(滝汗))、ホーン・セクションの多くはJAZZやら色々BIGバンドに所属していたり、ギターのMatui氏はブルース系やったら逸品のように見えたり、サポートキーボードのInaba氏はFUSION系だったりして、多分色々出来るんですが、それでもTOWER OF POWERしかやりません。
そんなTOWER OF POWERのトリビュートバンド、THRIVE ON PRAISE(和名:褒められて伸びる)を今後共よろしくお願いします。
追記
(個人的に思う名盤)
TOWER OF POWER
(1973)
Back to Oakland
(1974)
T.O.P.
(1993)
SOUL VACCINATION:LIVE
(1997年)
メンバーによって、何が好きかは変わりますが、この4枚が個人的にはオススメ。
(T.O.P.だけちょっと異質ですが)
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