昨日の続き。
どんどん行きます。
・Commodores 「Midnight Magic」(1979年)
ライオネル・リッチー率いるコモドアーズの9thアルバム(その前にベスト盤出てるから8thと言う考えもある)
なんか今でも活動しているらしいのですが、オリジナルメンバーがいなかったり、FUNKバンドとはいえないようなPOPSバンドになったとか・・・・・・・・
1980年代に入り、メンバーチェンジが頻繁に起こり、メジャーシーンから脱落。
結局、何のバンドかわからないような状態になりながらも今も続いているという。
しかしながら、70年代はComodores黄金期!!というわけで70年代最後のアルバムである「Midnight Magic」。
確かにFUNKなんですが、POPでキャッチーです。当時のお洒落FUNKとでも言えば良いんですかねえ。
挿入曲もバランスが取れていて粒ぞろいです。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=HZ8A3uHX_2I 「Midnight Magic」
リッチーのタメとか韻の踏み方がカッコイイ名曲ですわ。)
・The Brecker Brothers 「HEAVY METAL BE-BOP」(1978年)
・FUSIONという言葉がなかった頃のFUSION。当時はCROSS OVERと言われていました。
マイケル・ブレッカーとランディ・ブレッカーの兄弟のインストバンドです。最初はデヴィッド・サンボーンも加入していたのだから、今考えればまさに豪華キャスト。
そして、このアルバム自体はJAZZ/FUSION好きなら誰もが名盤というライブ・アルバムです。
なにせ、超絶集団・フランク・ザッパファミリーがバックでやってるという、お腹いっぱいの内容となっています。
中でも「サム・スカンク・ファンク」は、どのパートもテンポ・正確性・完成されたテクニックから度肝を抜く演奏具合。最初聞いた時に私は唖然としました。
そんな彼らもマイケルが病気で天に召されてしまい、兄弟二人の演奏を生で聞くことは叶わなくなってしまいました。
涙が止まりません。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=R0oY_47pwJ8 「Some Skunk Funk」
今でもコピーしてくれと言ったら多分断る。同じように弾けん(涙))
・THIN LIZZY 「Jailbreak」(1976年)
実は、今回紹介する中で唯一自分でCD持ってない盤なんですが、それでも名盤だと思うThin Lizzyの6thアルバム。
アイルランドでは大変評価の高いバンドで、特に超絶テクニックがあるわけでもなく、ボーカルもそう技術があるわけでもなく・・・・・・・なんですが、その味のあるパフォーマンスはまさにスルメのような噛みごたえのあるモノで、耳に残る感じです。
それもそのはず・大変珍しいレスポールのツインギターを売りにしており
(ギターの形状の話ですが、エレキギターは大別すると、レスポール・ストラトキャスター・テレキャスターの3つの形に別れ、その内部構造も違うので、出音が全く違う。
だから、基本的にはパフォーマンスに幅を持たせるため、変えるケースがほとんどな上、技巧派になるとストラトキャスターが中心になるような感じです。
多くのバンドが「レスポール+ストラトキャスター」「ストラトキャスター2本」のツインギターに対して、このバンドはレスポール2本による太いサウンドが大きな特徴。
ちなみに、テレキャスターはブルース系のミュージシャンが多用するイメージがあります。)
ハードロックバンドでも大きな差別化が出来るんですわね。
これはバンドのコダワリだったようで、レスポールツインギタースタイルが確立されてから解散するまで同じでした。
今で言うとヘタウマの部類なんでしょうが、それに収まらない個性を感じる名盤です。
上手いだけじゃ売れねえんだよなあやっぱり。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=InxE4RfH6g0 「THE BOYS BACK TO TOWN」
上手いとは思わないんだけど、カッコイイんだよなあ)
・Judas Priest 「Sad Wings Of Destiny」(1975年)
メタル・ゴッドと言われるジューダス・プリーストの2nd。初期の名盤ですね。70年代はメタル黎明期ですので今のような技巧を全面に押し出したものや、ひたすら派手なものを考えるとちょっと地味かもしれませんが、さすがゴッド。
色褪せませんね。
実は、現在一線で活躍されている40代・50代のミュージシャン・特にロック系ギタリストは多かれ少なかれ影響を受けていると言われています。
それぐらい影響力があったバンドなんですね。
私がバンドやり始めた頃は、そこまで騒がれませんでしたが、それでもフォロワーの人は多く見ましたよ。
そんな私が影響を受けいているHR/HMはハロウィンやブラガのジャーマン系、イングヴェイやインペリテリのネオクラシカル系、Mr.BIGやナイトレンジャー、ハーレムスキャーレム等の正統派と言われるHRで、多分あんまり影響受けてない。ベーシストだし。
それでも、HR/HMの話をするのに欠かせないアーティストです。
ただし、代表曲はペインキラー(1990年)って曲とは言及しておきます。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=nM__lPTWThU 「Painkiller」
敢えて代表曲を掲載。)
・Jaco・Pastorius「Jaco・Pastorius」(1974年)
敬愛するジャコパスのソロ・アルバム。この時はまだウェザー・リポートに所属していたような。
ちなみに、私はこの人大好きです・・・・・が、なんでかこの人も私生活は浮き沈み激しくて、ドラッグとアルコールに溺れて、最後はバーの用心棒に撲殺されるというとんでもねえ死に方します。
今でもレジェンドと言われるベーシストからも敬愛されているのに・・・・・
まあ彼自身はもうこの世にいませんが、甥っ子さんのデヴィッド・パストリアスが現在ベーシストとして活躍中ですね。
彼が革命児なら、甥っ子さんはバランスの取れた現代型のベーシストで、人格者のようで。
その才は、受け継がれたようです。
で、そんなジャコパスのアルバムですが、とにかくその参加者の豪華さが凄いです。詳しくはWIKIですが、そのすごさがわかります。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%82%96%E5%83%8F
曲も独創性が高いのだけど、聴きやすいため、Jaco初心者にオススメ。
で、ジャコパスに興味をもった人に注意喚起ですが、たまに金返せって思うCDあるようなんで、気になる人はちゃんとネットレビュー見て買って下さい。
数名からどのアルバムかはわからないんですが「あのジャケットのアルバムは買うな」と報告を受けたことがあります(汗
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=NB2w7E9ccaA 「chicken」
このアルバムには入っていませんけどね。代表曲なんで。)
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やっぱり1日5つが限界ですね。
さあ仕事仕事wwww
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