中の人から見たライブレポ〜〜津ぅのドまんなかJAZZフェスティバル〜〜

相変わらず、楽器は弾かないのにコラムだけ携わっている、Thrive on Plaiseの初代ベーシストw:深津です。

コラム担当ですハイ。


今回は、「津ぅのドまんなかジャズフェスティバル」に出演したということで、敏腕マネージャー兼キーボードのItoさんからのライブレポが届きました。


そして、私風味に味付けしろと言う指令が出ていますので、とりあえずやってみますハイ。


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やって来ました!!


津ぅのドまんなかジャズフェスティバル!


http://tsujazz.com/ 


当バンド初参加です☆

昨年まで秋だった開催時期が、今年は5月へ・・・・・・心配だった1週間前の予報とは打って変わって、見事なまでの快晴!



おひさまに感謝ですね。



この日は残念ながらKobayashi氏が仕事のためお休み(注:あんちゃん、転職により以前より都合が付けにくくなっております。)

10名での参加です。


バンマスNakayama氏がテナー2本分をカバーするのでコーラスが若干薄くはなりますが、そこはTsunoda氏とItoでフォローです。


今回はそんな体制でライブに臨む我々・当バンドの演奏は18時からだったため、それぞれ早めに現地入りしてジャズフェスやご当地グルメを楽しみました。

同時開催の「津ぅのドまんなかバル」は、バル参加店でゴマキ手形を見せればお得なバルメニューを注文できるというイベント。 元々バルが先で、音楽があれば更に良いのに、という要望からジャズフェスが生まれたとのこと。


開催概要より・・・・・・このジャズフェスの趣旨は、「津ぅのドまんなかバル(コチラから→https://zdobar.jimdo.com/%E6%B4%A5%E3%81%85%E3%81%AE%E3%83%89%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%83%90%E3%83%AB/)」が「食」を通じての津市の中心市街地を 活性化する活動であるなら、「音楽」で活性化したいという想いから始まりました。

また音楽を 愛するミュージシャンが直接この企画にかかわることで、街に対しての良い化学反応になること も期待しています。訓練を積めば積むほど自由になれる音楽がジャズです。

あなたの自由な音楽 で街をスイングさせてください!素敵な演奏を期待しております。)




食と音楽、どちらも存分に楽しめる、地元愛に満ちた素晴らしいイベントです。





ちなみに、








メンバーの多くが異様に早い時間に現地入りして、





飲んで食って、








が美味いと舌鼓を打ち、






メンバー数人に至っては、「鰻喰ってビール飲んで、観光気分でジャズフェス楽しみました」なんて発言しており、


自分達のパフォーマンスについての言及を全くしないと言う体たらく。





「あんたら何しにきたの?」と言う状態だった事はナイショにしておきます。







さてさて・・・・・・・





西陽が背後からジリジリと照りつける中、17時からいよいよ津の大御所バンド、Outside Helpさんの演奏です。 




正直なところ、畏れ多くもOutside Helpさんの後に演奏だなんて、考えただけでもプレッシャーが大きくて、どうにかなってしまいそう・・・・・・


余裕すら感じられるオトナな演奏に身を委ねながらも



(ちょっと思うんですけどねぇ・・・・・当バンドも、私とTamura氏が脱退し、メンバーチェンジがあってから・・・・・・・以前に比べるとかなり大人な演奏になっていると思いますよ。

まあ比較の問題ですけどねw)


昼に食べたが、パワーに変わるどころか、胃もたれを起こしそうな緊張感を感じ

そうこうしているうちに、時間は無情にも過ぎていき・・・・・いよいよステージとなります。




・・・・・・



当バンド、大所帯のため毎回心配なのが 「ステージに全員乗れるか」問題。


以前、今池ではホーンセクションがステージの下、という事態に陥ったこともあります。

(当時の状態:こんな感じ in 今池リフレクトホール)


今回は・・・・・・・・



大丈夫!乗れました!



良かった良かった。ひとまずホッとする我々・・・・・しかし、まだ心配事は続きます。


次はセッティング。


なにしろ大所帯なものですからどのライブでもPAさんにはお手間をかけてしまいます。 

こちらも随時、諸々調整いただいて演奏に専念できました。 PAさんに感謝です。


(このバンドって、ライブの度に、最初から最後まで心配事ばっかりやな)




さて今回のセットリストです。


 ( )は御本家Tower of Powerがリリースした年


・This Time It’s Real(1973年) 

ハッピーでノリのよい、ホーンセクションが際立つ曲。

Sekiguchi氏のDocダンスも、回を重ねる毎に冴えてきましたねえ。

Sasaki氏のタワパ周年記念Tシャツコレクション、今回は赤でステージ映えしてます。

育休明けのおーこーち君、ブランクを感じさせない安定プレイ。

実は今回トランペットはマイクレスでしたが、迫力変わらんですね。


・ Can’t You See(1974年) 

みんな大好きCan’t You See・Tae-chanの美声が会場に響き渡ります。今回もShort Ver.でお届けしました(最近、フルバージョンやってる?(汗)

最近ギターを新しくしたTsunoda氏のソロ、またどこかでお聞かせしますのでお楽しみに・・・・・・・・って、そういえば新しく新調したワイヤレスシステムの使い勝手はどうだったのかなー?! 次回レポート宜しくです・・・・・って言うか、






次回のライブレポ担当者はTsunoda氏に決定ですねコレw






新しいギターの特性と共に、当バンド初のギタリストによるライブレポを期待したい所です。(軽いプレッシャーw)




・Squib Cakes(1974年)


前週の今池遊覧音楽祭で初披露のインスト曲。オリジナルは8分近くあるのですが、バンマスNakayama氏の時短作戦で出来上がったデモ音源は5分20秒。


(Nakayama氏の編集技術は凄くて、音源の時短バージョン作る時、その切れ目を感じさせることがありません。アプリ何使ってんのやろ・・・・っと純粋に興味が湧きます。)


各パート練り直し、ようやく今の形に。

見せ場のダブルオルガンソロ、鍵盤二人(Gotoさん&Ito)にとってここがヤマです。気合いで乗り切った感じ。




・Soul Vaccination(1973年) 

この曲を聴いたら自然に身体が動き出す。 これ、soul vaccination効果です。 Miura氏のドラム、絶好調! パズルのように絡み合っていて、未だにどう叩いているのか謎です(汗)

(この曲、リズム構成がわからないうちは、スネアではなくハイハットに合わせると言う荒技を使って乗り切りますw)

そういえば今回ドラムの位置が右寄りでしたね。よく見渡せたのでは⁈


・ Only So Much Oil in the Ground(1975年) 


邦題「限りある世界」。70年代に石油枯渇を懸念した歌詞。ベース泣かせの16分満載。演奏後、ベースNakamura氏、思わず「グッ!!」 乳酸が。。。。(汗)


(ちなみに、この曲がベーシスト泣かせと言うより、このバンドでこの曲をやるとベーシスト泣かせになるのです。

何故なら、このバンドの方針により、原曲より高速:テンポ113ぐらい→テンポ120ぐらいに上がる。字面だけで見ると遅く感じるかもしれませんが、8ビート換算すると、テンポ240の曲と同等です。

そして、テンポが7上がるって事は、体感だとすごく速い訳で。

そんな状態で、ベースは、フレーズ的な動きが多い上に曲中ずーっと16分音符を埋め尽くすと言う拷問が繰り広げられるから。



一回間違えると、リカバリー不可能です。



バンマスNakayama氏の 「もぅ一回やりますか⁈」に思わず爆笑!



それぐらいベースにとっては関門の曲になります。



・ What is Hip?(1973年) 

コール & レスポンスのレクチャーの時点で既にお客さんにノッていただけそうな雰囲気が感じられました。

最後の曲だけに気持ちが高まります。 オルガンソロの後、カウント、そして・・・ Say, Soul! Soul !!!!!!! 

いやあ、これは嬉しかったですね。皆さんに大声で盛り上げていただき、本当に感謝です。

Tae-chanはこの盛り上がりが嬉しくて、そして最後が見えてきたので、リラックスして伸び伸びと楽しんで歌えたそうです。


・・・・・・・・・・・・



お忙しい中聴きに来てくださった皆様、 そして津ぅジャズ実行委員の皆様、スタッフの皆様、本当に有難うございました。 こちらから見える景色は… 手拍子や声援で応援してくださるお客様、 そして快晴の空、 鮮やかな新緑の木々。




忘れられない風景になりました。






まあ




Tae-chanが、毎度ジャズフェスは旅行気分で、特にこの津は、よりと言う行動をしていたり、


バンマスNakayama氏が自分達の演奏については全く言及しなかったどころか、津の観光名所について話していたり、


Itoさんとその妹さんが、打ち上げ会場を事前に下見までして決めており、



「姉妹で何をしているんだ?


同窓会でもしたのか?


と言うノリだったり、





出演できなかったKobayashi氏から

「地元三重県開催のイベントなので出来れば出演したかったです。今は隣の県に引越しても、やはり三重の音楽を応援したい・・・・・・これからも四日市ジャズフェス同様に続けて開催してほしいです。

来年は奇数月の第2土曜開催でないことを祈ります!」



なんて郷土愛溢れる、暑い熱いメッセージが届いたりと、演奏以外でも色々大騒ぎだったJAZZフェス参加でした。



皆さん、どうもありがとうございました。




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Itoさん、なかなかのボリューム感のあるレポをありがとうございました。



そして、読んでいただいたみなさま、長文にも関わらず最後までお付き合い頂きありがとうございました。






そんな訳で、次回レポはTsunoda氏の





中の人から見たライブレポ




オレの新しいギター&機材の話を聞けっ!!





をお送りいたします。
















本人の承諾はコレから得ます(オイ

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