友人

足を痛めてからゴルフもご無沙汰の深津です。

動きたいは動きたいのですが、踏み込むと痛いのは変わらず。早く治したいのでジッとしてます。



さて、私には15年来の友人で、バンドマン兼リペアマン・私のベース弦を常に張り替えてくれる男がいます。

facebookページあるものの、何も記事がなかったのでご紹介まではしませんが・・・・・

昔の職場のそばに楽器屋があり、もともとその店員、そしてベース大好きの友人。(楽器触ってる時間も多いだけに、腕も私より全然上。)

そこはCD販売がメインとなるスタジオ併設の楽器屋だったんですが、私がエマーソン・レイク・パーマーのCDを購入しようとレジに行ったところ、豊田の片田舎でそんなCDを買おうとする人間が珍しかった=自分と同じ匂いを嗅ぎ取ったようで、話しかけられたのがきっかけで仲良くなりました。


そこの店員としてかなり色々自由にやっていた彼は、中古品の品揃えを充実させ、楽器のパーツ類を充実させ、自分のブースみたいなものを店内に作ってお客さんの眼の前で楽器のリペアをし・・・・・っと、その店の売り上げにも相当貢献していたと思うのだけど、リーマンショックの煽りで解雇に。


っと思ったら、その楽器屋から車で5分ほどの安アパートを借りて、そこで楽器屋時代に仲良くなったお客さん相手に今度は自分のバンドでCD売りながら、リペアやら楽器販売やらイベントやらを手がける怪しい男になっていました。


お金はあんまりもっていないそうですが、毎日楽しそうです。

おそらく、私とは対極に位置する人間だと思うのですが、だからこそ信用出来るという点もあって、何か音楽的なことで思う事があると彼に弦を張り替えてもらいながら、色々雑談をしているという仲です。

スポットで仕事を依頼するという間柄だったりもしますし。



で、昨日もそろそろ弦を張り替える時期だし、ちょっと相談したい事が・・・・・っと思って出向いてみたら、いつも私が張っている弦のセットの在庫切れ。

あえなく出直し(ただし、2時間はそこに滞在している)となった訳ですが、冷静に考えたらいっつも彼に言われるがままに弦張ってもらって、言われるがままに金(弦の代金)払っていて、自分が使ってる弦が本当はいくらなのか知らんということに今更ながらに気がついたこの私。



「っていうか、この弦の実売価格っていくらなん?」

「んーーー今は2900円かなー。まあ為替とか消費税の関係で少々変わりますけどね」

「あれ?そんなに安かったっけ?」

「昔からそんなもんだけど。」

「なんか4000円ぐらいいっつも払ってるような・・・・・」

「それはない(断言)」





・・・・・・・・・・・






私の2本のベースは、弦だけではなく内蔵されているサーキットも彼から「最近、新しいプリアンプが手にはいったんだけど、モニターって事で工賃取らないから改造させてくれ」と依頼があり、彼の手で改造されたものだったりします。

もう10年以上前ですが。

1本はバルトリーニ・1本はアギュラーのものが入ってます。

バルトリーニが入っている方は現在のサブ・改造してからハイトーンが綺麗になり、特に私の特性だとスラップに向いており、もう一本のアギュラーが入っている方は現在メイン機で使ってるMoonのclimb。改造してから各帯域のバランスが良くなり、汎用型で使い勝手がとても良くなりました。


まあこれも彼の好みで改造したので、


私自身は細かいことがさっぱりわからんのですけどね。




なんにしろ、私が今でも楽器を弾く気になるのは、彼のお陰だと思いますハイ。

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