白馬村特集

先週宣言した通り、白馬スキーから帰ってきましたので、白馬特集いきます。

ちなみに、長男も2回目だったので結構滑れるようになりました。初心者ではなく、初級者になったって感じですね。

来年はスクール入れて、ちゃんとした技術を教えてもらおうと思っています。




そんな白馬村・まずは、Wikipedia先生の抜粋から。

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E6%9D%91


・・・・・・

なんかあんまり良いことが書いてませんね(汗



確かに、スキー人口は減ってます。

私がやり始めた小学生の頃は、まぁ俗に言うバブル期なんですが、春休みでそろそろ冬山シーズンも終わると言うのに、リフト待ちが20分とかざらでしたね。

今回は土曜だと言うのに、リフトの待ち時間はほぼゼロ。ちょっと待った場合もありましたが、2、3分も待ってないし、スクール生が集まった時のみ。


ゲレンデも閑散としていて、特別な注意を払わなくても人と接触・激突なんて事はまずありません。


スキーヤーの私からしてみれば、ボーダーは邪魔ですが、それもリフト降り場だけの話ですし、あれは板の形状や構造から仕方ないですね。


っとまあ暗い話は置いといて、白馬と言えばスキーです。



何しろ長野オリンピックの会場でしたし、夜にはスキーのジャンプ台がライトアップされていて、往時の熱狂を今でも思い出せる感じです。



白馬のジャンプ台


あと、繁華街は本当に駅周辺のみ。


行ったら本気で大自然と戯れて寝るしかありません。





・レジャー



小さな村のはずなのに、大小合わせて12個(確認できた分だけですが)のスキー場があり、冬の一大産業となっています。

特に白馬八方と言われるスキー場は、その難易度から「初心者・初級者お断り・八方において、スキーはレジャーではなく競技である」とまで言われています。

八方は言ったことないですが、一説には「通常の中級コースが八方では初級者コースに分類される」とも噂され、かなりハードなコースであります。

ちなみに、この八方で、長野オリンピックのスキー回転競技が行われています。

(参考:http://www.happo-one.jp/gelande/


ちなみに、今回私が行ったのは白馬五竜/Hakuba47と言う2つのスキー場が合体した所。

(参考:http://www.hakubagoryu.com/

ボーダーの方が多いですが、コース配置のバランスが良く、身長の低い子供はリフトの係員が乗るのをちゃんと手伝ってくれます。



さすがにもう3月下旬なのでパウダースノーというわけには行きませんでしたが、今度は冬に行きたいですね。

設備も揃っているし、係員の応対も良いですし、現在私の中でダントツでオススメ出来るスキー場です。


後、初心者なら栂池高原と言うスキー場がオススメ。広くて傾斜が緩いので、のんびり滑るのにはうってつけです。(って、バンドメンバーで、ココで怪我して帰ってきた人がいましたが・・・・・・



で、何故白馬のスキー場が素晴らしいかは、スキー場の設備が良いとか、歴史があるとか、オリンピックがあったからとか、そう言うものではありません。





景色が抜群なんですよね。



山に向かって滑っていく感じ。


白馬連峰が大変美しく、これに魅せられて白馬にやってくる物好きスキーヤーが多いわけです。

一説によると、通常白馬村の人口は9500人ほどらしいですが、冬場はそれが倍になるそうで。

外国人観光客も多く、この眺望の美しさは世界も認める所・建築物も景観条例等があって高層のモノや派手な色合いのものは建てられないそうで、村を上げてその景観を守っている観があります。



また、白馬のレジャーはスキーだけではなく、夏場にはトレッキングやラフティング・パラグライダーや気球乗り等々、自然の雄大さを全面に出したアクティビティが楽しめるところだったりします。







別荘欲しいわココ(オイ





・グルメ



まあ大したグルメはありません。

ただ、白馬の雪解け水で作られた食材そのものが素晴らしいと言えます。

今回は

白馬ハイランドホテル

このホテルに泊まったんですが・・・・・・



ここの売りは、白馬で採れた食材を使ったバイキングです。

個人的には、スキー行く時に食事はあんまり気にしてないし、ホテルのバイキングでうまいと思った事がないです。










ここのバイキング料理、本気で旨いです。

最初は、「枝豆もポテトもない。これじゃビール飲めんわ。」と思ったんですが、ある料理のどれも美味しく、息子も私も食べれるだけ食べたと言う感じ。

農産物と言うのは、生産地の水の影響が大きいのですが、とにかく白馬で採れた食材そのものが旨いのだと。

私も元農家の息子ですが、やはり食材そのものが美味しいというのは最大のグルメです。


白馬で初めて食べた歩荷汁


歩荷(ぼっか)と言うのは、ポーターと言う人達の事です。山小屋に荷物を運ぶ人達のことなんですが、その歩荷達がこの界隈で食べている汁を頂きました。






基本的には味噌汁なんですが、色んなモノの出汁が出ていて大変美味でした。ちょっと魚の出汁がキツイのかな?ブリだと思いますが、少々生臭いです。

とは言うものの、中に入っている野菜の美味しさがマッチしてなかなかのものです。


っというか

白川郷で熊肉の味噌汁を食べたことのある私からしてみれば、多少生臭いぐらいなんともないですけどね。




・歴史


まあ今でこそ、スキーで飯を食ってる山間の村っという感じですが、実ははるか昔、ココは翡翠と石斧の原料と石材が多く算出され、縄文時代から交易で食っている集落だったそうです。

古墳時代まではそれを生業にしていたとか・・・・

その後は貧しい山間の集落と言う感じ。江戸時代には松本藩に属する訳ですが、厳しい自然環境の元、飢饉が散発して人々の暮らし向きは大変厳しかったそうです。

そんでもって、明治時代までは見向きもされないような場所だったらしいですが、大正時代に一発逆転の出来事が・・・・・




明治後年にスキーが伝えられ、その大正時代に白馬は山岳スキーのメッカとして認められるように。



昔の人も、白馬連峰の美しさに魅入られたのかもしれませんね。

(ちなみに、その頃スキーリゾートとして現在のようなスキー場だったのは上越の赤倉温泉。白馬の場合は山岳スキーなんで、ちょっと普通のスキーとはイメージが違います。)


終戦後、白馬に本格的にスキー場が出来るようになり、(初めてリフトがかかったのが昭和27年だそうで。)そこから白馬と言えばスキーと言う形になったと言えます。

その後、バブル時代の猫も杓子もスキーヤー状態から、長野オリンピック・外国人観光客が増えた現在と、戦争以後、その時代の流れの中には常にスキーがありました。




・ゆるキャラ



白馬にもゆるキャラはいます。


最近思うのですが、ゆるキャラにも何個か方向性があって、


①可愛らしい系。

②激しく動く系


というまずは2つの方向性があります。


可愛らしい系と言うのは、その土地特有の文化や特産品を元に擬人化・デフォルメして親しみやすく可愛らしいまさにゆるキャラ。

激しく動く系と言うのはふなっしーを代表とする、見た目はさておきとにかく動きがハードな感じのゆるキャラですね。やっていることは緩くない感じ。


そして、最後に一つ、


③シュール系

というのもあると思います。



代表は愛知県岡崎市のオカザえもん。




オカザえもん



そして、


白馬のゆるキャラは③シュール系です。


その名は





ヴィクトワール・シュヴァルブアン・村男3世






いや、名前長いんですけど、本当にそう言う名前なんですよね(汗






こんなキャラです。


詳細はもう語る気もないんでHPを見て下さい。







私は脱力しましたわ。




~~~~~~



そんなわけで、白馬特集はこれぐらいです。

色々書きましたが、結構本気で金があったら別荘欲しいです。


夏も冬も楽しめる・そんな所でしたよー。

0 件のコメント:

コメントを投稿