まあバンマスの緻密な計算ですね。計算というか方針といったほうが良いんですけど。
そのバンマスの方針が根本的なところでブレないのがうまくいく秘訣だと思います。
そんなバンマスと話したり、私が第3者的に見て感じた事をご紹介します。
もしも、バンドの運営で中々長く続かないとか、やりたいことと変わってしまって悶々としている人がいたら参考にして頂ければと思います。
実を言うと、これだけメンバーがいるにもかかわらず、スタジオの欠席率はとても低いです。
欠席したとしてもいっつも1人ぐらいですからねえ。行けばだいたいみんなに会えます。
私深津もかつて10人ほどの大きなバンドのバンマスやってましたけど、これだけ人数がいてみんな揃うなんて言うのはハッキリ言って稀でした。また、ヘルプや気まぐれで大きなバンドで弾くこともありましたが、概ね全員揃わんですわ。
ところが、このバンドはレギュラー陣は全員参加。3回に1回ぐらい体調不良だとか、急に仕事になったとか言って休みの人はいますが、基本的にみんな来ますね。
(当然、休むと大変なことになるM氏(Dr)・私(Ba・今は期間限定でA氏)・バンマスは絶対参加の皆勤賞です)
大きなバンドと言うのはこの集まれるか集まれないかで、安定的にやれるか空中分解かっていうのが決まります。(そりゃ別に小さなバンドでも一緒ですけどね)
だから色々あるのですが、コレが最も大事だと個人的には思いますねえ。
で、それだけ集まれる要因を挙げると
・(特にレギュラー陣は)土日がお仕事お休みの人のみ集まり。
メンバーの年齢層も20代~50代。家庭環境も違えば住んでる所も違うし、管理職もいるし事業経営者いるし・・・・・という感じですが、全員の共通項は「土日は仕事休み(もしくは練習時間に都合がつけれる)の人間」です。
募集時に手を挙げてくれた方には、それこそ音楽の講師やってる人や、プロとしてステージ立っている人もいたそうですが、バンドのレベル向上には良いのだけど、時間が不規則だったり、土日に仕事だったりだと、結局スタジオに来れなきゃ意味が無いということで丁重にお断りした経緯もあります。
また、平日集まるというのは仕事で残業やら、家庭的な事があるので最初から考えてません。
どれだけレベル高い人が集まっても、バンドがうまく回らないとダメですから。
・練習は月1回2時間
私がよく「このバンドはゆる~くやっている」と言うのは、基本的に月1回しかスタジオに入らないからです。
皆さん本業別に持ってるし、音楽好きでやってる事もあって、メンバーによってはバンド掛け持ちしてたりして中々忙しい。
また、御本家様の曲と言うのは、「如何に合わせるか?」という所が大事なわけですが、各パートの技術的な難易度も高いので短期間でスタジオに入っても、個人練習間に合わんという所もあります。
このバンドをやることが負担になってはいけませんので、一月とりあえず合わせるために個人ペースで個人練習→スタジオで2時間集中
というのが基本です。
(あとは密かに?ボーカル/コーラスやホーンセクションなど少人数でパート練習をしてたりもしますが)
結局のところ、やることわかっていて、そしてそれなりにちゃんとメンバー全員やってくるから出来る技だったりしますけどね。
そして、メンバー全員多少間違えてもバレないようにうまく誤魔化したり、多少間に合わなくてもアドリブでなんとかしてしまったり、妙にステージ慣れしていたりと、経験値だけは高いようで今のところなんとかなっています。
変な負担やストレスがないから楽しくやれる・このバンドは続けよう→ゆる~くやれるという所があるかと思います。
まあ、このメンバーだからそんなんでも大丈夫というバンマスのバランスの取り方がうまいと、かつて似たようなバンドのバンマスやってた私はとても感じます。
だから、私も過去の経験も含めてベース弾く以外でもお力お貸ししますと思えるんですけどね。
って、秘訣はまだまだありますが、長くなりそうだから別けます。
続きは・・・・・・・多分明日。
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