中の人から見たライブレポ「第10回 四日市JAZZフェスティバル2023」

最近、ライブレポのアップが早い深津です。


今回は、10月28日に行われた四日市ジャズフェスティバルに当バンドが出演しましたので、そのレポとなります。


今回のレポートは担当は、東京からと思わせておいて、神奈川(横浜とは言ってない)からスタジオリハは毎回リモートで参加・ライブはいつも前日から現場入り(前ノリとも言う)のvocal:Masuda氏です。



スタジオリハでリモート?と言う読者の方、その方法が書かれているので是非ご参考ください。


あと、例のごとくイタリック体(正式には オブリーク(斜体) だけどね)の文字は、私のコメント(ツッコミとも言う)です。

それではライブレポ本編です






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんにちは!





ヴォーカルのMasudaです。 





今回初めてのライブレポを書くことになりました。 


これまでの記事でちょこちょこ触れられてきたリモートリハの話も交えてお届けします! 



中部在住の皆さんと東京(から徒歩3分位の神奈川県)に住む私はどうやってリハをやって本番に挑んでいるか・・・実はバンドに加入してからほぼ全てのリハーサルをリモートで行っています。 




 「いやいや、音合わせは膝と膝を突き合わせてやるもの・・・」 




「そんなこと出来るの!?っていうか音とかどんな感じなのか気になる」 





と、ツッコミどころ満載かもしれません。 

しかし、音楽業界で話題となっているYAMAHAの「SYNCROOM」というサービスのおかげで

(とりあえず、詳細はここ→https://syncroom.yamaha.com/




東京と名古屋のスタジオをネットで繋ぎ、そんなに滞りなくオンラインでリハをやっているのです(YAMAHAに感謝!!)! 

仕組みとしてはPCでサービスに入るとその中では参加者が作ったり入ったり出来る「ルーム」があります。

ルームに入ると東京のスタジオからは簡単な音楽機材を介してマイク越しの声を、名古屋のスタジオからは室内の音が集音されたバンドの音をお互いに聞けるような仕組みになっています。


音楽版ZOOMみたい笑


最も凄いのは音の遅延(レイテンシー)の少なさで、双方のネット回線に特に支障がなければ、体感で16分音符より細かいフレーズで演奏と歌が交わらない限りそんなにギクシャクすることがありません。 ・・・



ま、こういうバンドなので細かいフレーズが多く、特に名古屋側の皆さん的には




歌が強めな後ノリに聞こえてやりにくい




こともあるそうですがw、遠隔でさほど支障なくリハを遂行できるというのはありがたい限りです。 


ライブでそんなに問題があるように聞こえないので、多分やりにくいって感覚的な話(バンド経験が長くなるとレイテンシーは感覚的に分かるので)であって、何か支障が出るほどのレイテンシーではないと言うことはよく分かります)




さて、先月出演した大津ジャズフェスティバル(詳細はコチラ)は、気温30度近くの中、ステージに向かって直射日光が降り注ぐ時間帯に灼熱の演奏をお届けしたわけですが・・・・・・








四日市ジャズフェスティバル出演のため前日に前乗りで四日市に降り立ってみたら天気予報より5度位涼しい・・・というか




もはや寒い



(日が暮れてからの前ノリなら寒いと思うよ)


当日はどうなるか心配したものの、幸い前日とは打って変わって暖かい秋晴れで絶好の野外ライブ日和! 


去年は北伊勢上野信用金庫が会場で屋内での演奏で、今年は駅近の商店街の奥にある諏訪公園が会場でした。 





四日市の諏訪公園





会場の道中の大きな商店街ではストリートピアノが置かれて街の方が演奏を楽しんでいたり、商店街のど真ん中を演奏スペースにしてバンド演奏していたりとジャズフェスならではの賑やかな光景が広がっていました。 


 商店街を抜け現れたのは四角形の大きめな公園。 会場に着くと公園の奥の方に特設ステージが建っていて、メンバーは今回のイメージカラーであるピンク系のアイテムを身に付け、楽器や機材を準備しライブに挑みました。 


(裏話:Sekiguchi氏がピンクはハードル高いみたいな事を言っていたので、私Fukatsuが「黒のボトムなら、どんなシャツ着ても変な感じにはならん」と言って、そこまで値が張らない上に長く着れそうなオークリートミーフィルフィガーを、ジャズドリーム長島まで見に行ったらどう?と提案したら、




一蹴されました.




Itoさんに至っては、「私はブランドは知らん」 と言って






さらに追い討ち






 ▼今回のセットリスト 

・I Like Your Style

 ・Attitude Dance 

・You Got to Funkifize 

・So Very Hard to Go 

・Soul Vaccination 

・Knock Yourself Out の6曲でした。 



 前回は7曲演奏したのですが




ゆとりを持って演奏しつつもっとMCしよう




ということになり曲数を減らしてみた結果やいかに・・! 




 今回1曲目は”I Like Your Style”。 TOP屈指の爽やか系なこの曲、個人的には激しい曲や難解な曲から入るより伸びやかに軽やかに演奏出来る気がしていて気に入っています。

臨場感がないリモートリハの反動で、いつも1曲目は出力のコントロールに手惑いつつ


最終的にガツガツ歌ってしまいますw 


 2曲目の”Attitude Dance”はホーンセクション的に細かくキレキレなフレーズが多くコーラスの分量も多めで、ヴォーカル的にも歌詞が多くて皆でひぃひぃ言っていましたw 

とはいえこの曲はリハやライブで演奏するにつれて息が合いつつあり、歌もバンドの演奏に食らいついて形になりつつあります。 



 3曲目は本家ではバンドリーダー・Emilio Castilloが遊び心満点で歌い倒す “You Got to Funkifize”。 

こちらもホーンセクションのタイトなアンサンブルが特徴的で、最近は本家を見習って間奏で手拍子するよう煽ってみたりと突拍子もない歌い回しをしてみたりしていますw 



 中盤の4曲目はTOP屈指のミドルナンバー”So Very Hard To Go”。 

難解な曲が多いTOPの中で最もキャッチーでポップな名曲です。見どころはSasaki氏による間奏のフリューゲルホルンによるソロで、この丸く凛々しい音色がただただカッコイイのです(語彙力)! 




「あの優しく問いかけるようなソロって、なかなか音に色気が出ないんですよ。
でもSasakiのとっつぁんはそれ出す。

やっぱり踏んだ場数と人生経験がそれを可能にするのかなぁなんて思うと、あの丸くて凛々しい音色のカッコ良さって言うのも腑に落ちると思います。」





って、




こんな感じで書き直せば良いですか?Masuda氏





 3曲目、4曲目と続けて演奏した後、珍しく(?)長めのMCを挟み、次にお届けしたのは”Soul Vaccination”。 


譜割が複雑そうなリズムパターンとリズミカルなホーンセクションが特徴的なこの曲では、今回のライブをもって脱退されるKobayashi氏によるテナーサックスのソロを筆頭にホーンの皆さんのプレイが冴え渡っていました! 



あっという間に迎えた最後の曲”Knock Yourself Out”では今回初の試みとしてコールアンドレスポンスをやってみました。


 “TOP”と”Knock Yourself Out”。初見で覚えるにはちょっとムズカシイフレーズだったものの、記憶に間違えがなければ良い感じに盛り上がっていたような・・そんな気がしますw 

今回のセットリストの中で最も勢いがあるこの曲ではメンバー各々のソロや掛け合いがあり、消費カロリー大きめですが賑やかで最後にふさわしい曲だったなと思います。 




 そんなこんなで今年最後のステージはあっという間に終わりました。 会場にいらっしゃった皆さん、気温はともかく日差しが暑い中聴いてくださりありがとうございました。 




 四日市は特に街ぐるみでイベントをやっている感があり、駅前や商店街や公園etc…至るところで色んな年代の方々が色々なジャンルの音楽を演奏していて素敵なひと時を過ごすことが出来ました。 



 我々から四日市の皆さんへSoulを注入出来ていれば幸いです!






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なんか自分が書いたものも含めてノリが違うと感じたMasuda氏のレポートですが

冷静に考えてみたら、今まで1曲ずつフォーカスして書いた人がいないんだ!と思いました。


こうやって、メンバー入れ替わり立ち替わりでレポ書いてもらうと、その人のスタンスとか特有の言い回しとか分かって結構面白いですね。







あと





この四日市JAZZを最後に、当バンド結成してから最初のボトムラインのライブから、今の今まで私の心のアニキだったKobayasi兄ちゃんがバンドを脱退することになりました。


(揉めたとかではないよ。お仕事の都合と聞いてます)


あんちゃん今までありがとう!!






で、

次から誰がメインでレポート書くのよ!!と思いますが、誰かが書くと思います。









多分ベースのNakamura氏あたりが。







と言うわけで、Nakamura氏、次回のレポート宜しくです。

0 件のコメント:

コメントを投稿